← 実績一覧へ戻るシクミラボ(行政書士窪田法務事務所)の試作デモです。社名・金額・現場名はすべて架空です。

住宅ベタ基礎 数量拾い出し・見積自動算出(試作)

住宅基礎工事業を想定した、ご相談用の試作/窪田洋之

単価マスタを変更すると、拾い出しから見積金額まで自動で再計算されます。まず右下の「生コン単価」を触ってみてください。

① 図面から拾う寸法

建物

m
m
m

掘削

m
m
m

基礎

m
m
m
m
m

残土

—
m3

② 単価マスタ ← ここが要です

いまは過去の見積書を開いて単価を確認されているとのことでした。ここを1箇所直すだけで、 すべての見積に反映される状態にします。
/m3
/m3
/t
/枚
/m3

③ 拾い出し結果

項目算出根拠数量単位

④ 見積(材料費・処分費)

名称数量単価金額

⑤ この試作でやっていること/やっていないこと

  • 根切り面積は、公共建築数量積算基準(令和5年改定・国営積第8号)の考え方に合わせ、 設計寸法の各辺に「余幅」を加えて算出しています。余幅=作業上のゆとり幅+法幅の1/2。 深さ1.5m未満は法を設けないため、初期値では余幅=ゆとり幅0.5mです。
  • 発生土処理量は同基準の考え方で、根切り+すきとり−埋戻しとして算出。 埋戻しは根切り量から躯体・砕石・捨てコンの体積を差し引いています。 運搬土量はこれにほぐし率Lを掛けています(地山で拾って、ほぐしで運ぶ)。
  • ほぐし率Lは土質で変わります。初期値1.20は仮置きです。公表値をそのまま使うより、 御社が実際に出しているダンプ台数から逆算した方が精度が出ます。ここは実績値に合わせて設定します。
  • 鉄筋重量は概算です。スラブD13@200シングル・立上り主筋3本と仮定した内部計算で、 実際の配筋は構造図によります。ここは自動化せず、構造図の配筋表を単価マスタに紐づける形が確実です。
  • 建物を矩形として計算しています。実際は不整形なので、御社の図面の拾い方に合わせて 区画を分割入力できる形に作り替えます。
  • 捨てコンに本体と同じ単価を当てています。実際は本体より低強度のものを使われることが 多いはずなので、本番では単価を分けます。こうした「実際は別単価なのに一緒くたになっている」箇所を 洗い出すことが、単価マスタを作る作業の中身です。
  • 労務費は入れていません。2025年12月12日に全面施行された改正建設業法では、 工事の種別ごとの材料費・労務費等の内訳と工程ごとの作業日数を明示した見積書の作成が 努力義務とされ、注文者から請求があったときは交付が必要になりました(建設業法第20条)。 あわせて、中央建設業審議会が決定した「労務費に関する基準」を著しく下回る見積り・契約が 禁止されています。労務費は御社の実績を伺ったうえで、この基準を満たす形で設計します。
  • 寸法・金額はすべて架空です。実在の工事のデータは使用していません。
単価の出典:生コン(18-18-25(20) 普通ポルトランド・17区)23,800円/m3、再生クラッシャラン40〜0mm(17区)1,250円/m3、 異形棒鋼 SD295 D16 113,000円/t、コンクリート型枠用合板 12×900×1,800mm 輸入品 1,840円/枚 — いずれも一般財団法人建設物価調査会「主要資材動向(東京)」2026年7月10日現在。 残土処分の9,500円/m3は処分業者の公表する参考内訳(漉取・積込・運搬・処分の合計)であり、公的な単価ではありません。
いずれも東京地区の公表値です。生コンは地域の協同組合ごとに価格が異なり、地元の実勢は実際に施工されている会社のほうがお詳しいはずです。 ここに入れるべきは公表値ではなく、御社が実際に取引されている単価です。本番では入れ替えます。
ご注意:本ファイルはご相談用の試作です。実務でそのまま使うことは想定していません。